古い内容ですが、よく忘れてしまうので備忘録。
かき集めた情報を元に再整理しただけの記事です。
テスト用に借りているさくらインターネットのスタンダードプランで、性能実験のために
apcを使おうとしたら、どうもCGI版のPHPで使えない事に気付いてしまいまして。
そしてPHPに適用させる方法をすっかり忘れていたので再度忘れる前に書いておきます。
なお、この
apcは既にプロジェクトが止まっており、動作その他については何の保障もございませんのでご了承ください。
手順:
- ターミナルアプリでさくらにログイン
- wgetでapuをダウンロード
- phpize
- ./configure
- gmake
- 拡張ディレクトリへコピー
ターミナルは
Puttyごった煮版でも
TeraTermでも何でも好きなものを使うだけでOKです。
特に書くこともないので割愛。
apcはphpのバージョンによって動作問題があるようで、例えばもう余り使われなくなったphp5.2の場合は3.1.6が最適でした。
それでも最終バージョンは3.1.13なので細かいレベルとは思われます。
PECLのAPCページ
http://pecl.php.net/package/APC
作業フォルダを掘ってダウンロードを開始します。
良くあるパターンは、/home/(自分のユーザ名ディレクトリ)にsrcとか掘って、その中でwgetというパターンでしょうか。
ここからビルド。
さくらのサーバは現在4.4から7.1まで複数選択できるようになっています。
ここで選択したバージョンが/usr/local/php/の下にバージョン名のディレクトリとして存在しているので、それに併せてコマンドを変更しなければなりません。
これが正常に終わればmodulesの下にapc.soファイルができているのでphp.iniのextension_dirに設置し、extentionにそのファイル名を記載して完了です。
さくらはコントロールパネルからphp.iniを編集できるので、以下のように書いときます。
書いたら保存してphpinfoで確認。
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念のためphpinfoで確認しておきましょう。 |
これでapc関連のAPIが動作するようになりました。